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ガス

お世話になっております。協和精機です。早速ですが前回の続きです。

金型というか射出成型しての不具合について、前回は隙間に樹脂が入り込んでしまう「バリ」のご紹介をしました。じゃあ隙間なくぴっちり作るとどうなるのか?今回の題名にもある「ガス」による影響が出てくるわけです!

射出成型する際の樹脂は熱々に溶けています。なので湯気というか煙みたいのが発生するのですがこれがガスです。

成形は溶けた樹脂をガスごと閉めた金型の中に押し込んでいきます。ここである程度の隙間があればガスは外に逃げていくのですが、逃げ場がない場合は金型の隅っこに滞留する事になります。

たとえばこういう製品を成形したしたいとするじゃないですか?

金型でみると赤丸の部分にガスが追いやられてしまうと、

角に樹脂が回らなくなって形状が丸まったり焼けて黒ずんだりしてしまいます。これを防ぐために金型には適度な隙間が必要なんです!バリは出ないけどガスは抜ける隙間。難しいですよね~!ガスが最後にたまる位置も絶対で言える人は存在しないのでまあだいたいの見当か一回成形してみて追加するかって感じです。

このバリやガスの視点だけでも金型って一度完成してからさらに仕上げていく必要がある事がわかるかと思います。人によってはただの不具合に感じるかもしれませんが、みんなで考えて改善し完成させていくってのも個人的には面白いですし自分が仕事やってるなって思えます。協和精機ではこうした完成後の対応面でも自信を持っていますので一緒に良い金型を作れる日を楽しみにしています。

不具合の話題は尽きなくていいですね笑。次回からもメジャーどころの不具合ご紹介できればと思います!