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発祥

お世話になっております。協和精機です。

先日あるラジオ番組で「唐揚げがこんなに美味しいのに考えた人に印税が入らないのはおかしい」と言っていました。確かに。料理1品に対しても作られるまでの背景とか考えるとみんなお値段以上に感じます。油淋鶏が開発されたときとか「そもそも唐揚げが美味いんだ」とか唐揚げ創始者は言わなかったんですかね?それぞれ何年前にできたかも知りませんけど。

というわけで今回は金型の発祥について調べてみました。なんとなく自分の関わっているものって元祖が知りたくなりますよね!とはいえ検索すれば普通に色々出てきますしAIが教えてくれるので二番煎じもいいところ。一緒にお勉強会と思ってもらえればよろしいですかね?

元祖の「型」に関しては超古い。期限前2000年頃~模様を土器とかに押し付けるやつ。同じ形を簡単に作りたいという目的は現代と変わらないですね。その後、エジプトとかで装飾品や武器に金属が使われるようになり、溶かした金属を流し込んで成形する「砂型」が誕生します。砂型は今も存在していてお寺の鐘とかも砂型を使っているらしいですよ。これは一度見てみたい!

金型が誕生したのは上記より後の17~18世紀ごろ、硬貨の製造に使われ始めたそうです。今の国内を見るだけでもそこらじゅうにお金ありますもんね。そりゃ1枚1枚手造りしてらんないわ。造幣局のページに硬貨の製造工程が載ってるのですが面白いです。

その後プレス型やプラ型が出てきて今では大量生産には無くてはならないツールとなりました。これだけ歴史のある型の技術を日本の技術で、って素敵だなと思います。協和精機ではこれからも自社での製作にこだわったものづくりをやっていきたいです。

ちなみにwikiで金型を検索すると聞いたこともないような型や技術がたくさん出てきます。まだまだ勉強ですね!