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金型ってどんな?

お世話になっております。協和精機です。

朝晩冷えるようになりました。個人的には気温差大きい季節結構好きです。早朝に外に出るとなんだか特別な気持ちになります。冬になっちゃうとね~。出勤する時は真っ暗だし帰る時も暗いのでちょっと気持ちが沈むんですよね。日光ってまじで大事なんだなと感じさせられます。

さて前回は金型についてザックリ浅くご紹介させて頂きました。今回は金型ってどんな物?というところからご紹介させて頂きます!

まず、金型の外観はだいたいこんな感じです。

汚くてごめんなさい!でもなんとなくイメージつかめますか?何枚かのプレートが重なっているって感じです。

こちらはどうでしょう?横に部品のような物が付いていたりホースが伸びていたり。プレートの枚数も物によって違いますよね?金型はお客様のご希望に合わせて完全特注で製作されています。

例えば、下のような部品の型を作りたいとします。

オモテ

ウラ

で、これが金型の外観です。

開くとこんな感じになります。

オレンジ色の部分に溶かした樹脂を流し込んで冷却する事でさっきの水色の製品が出来上がる、という構造です。そして成形された製品の取り出しについて。上画像の右側に赤い丸があるのですが、これは全部ピンになっていて動きます。

こんな感じで飛び出すわけですね!「突出し」や「エジェクター」と呼ばれています。意味は全部同じ。この機構のおかげで金型から製品を取り出してまた自動で次の成型をする事ができるんです。

一言で「型」といっても思ったより機械っぽいですよね!かっこいいし非常に奥が深い物だと思っています。今回は下手な絵と写真付きで紹介させて頂きました。知らない人でも理解しやすいように上達していきますので見守っていてください。