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金型で作られている物たち

お世話になっております。協和精機です。

週末ついに長袖を着ました。朝晩もだいぶ冷えてきましたね。季節の変わり目ということもあり体調を崩している方も増えているような印象です。今風邪を引いている方、お大事に!

個人的にはこの会社の一員となって6年くらいでしょうか。正直、体調不良になる事が爆増しました。皆さんはお体大事になさってください。

さて、先週は金型がどんな物なのか拙い絵を見て頂きました。今回は金型の種類、どんな物たちが金型で作られているのかいくつかご紹介できればと思います。

まず1つ目はプラスチック用金型です。プラ型とも呼ばれています。協和精機で製作している金型はほとんどがプラスチック製品用の物です。身近な物だと家電や文房具、電話機等そこら中プラスチック製品であふれています。ぜひプラスチックの物を見た際は金型で作られてるんだなあとエジェクターピンの跡があったり金型の上下かな?と思われるラインがあったり、おもしろいですよ!基本的には溶かした樹脂を流し込んで固まったら完成!という仕組みなので製品が作られるのがとても速いです。

次にご紹介するのはプレス型です。こちらはその名のとおり鉄板とかを金型でプレスして曲げたり打ち抜いたりして形にするやり方です。お菓子用の型で生地を形作るようなイメージですかね。これは見えない所に使われる部品も多いですが、個人的には乾電池を入れる所の接点部分とかですかね?プレス成型も金属板をセットして金型を閉めれば完成なので1回の成型が速いです。ただ、作業者がセットする際の事故も結構あると聞きます(;´・ω・)

3つ目はゴム型です。こちらもその名の通りですね!協和精機ではおそらく製作した事は無いですが、車のタイヤなんかも金型で作るらしいですよ。成形方法はプラスチックのように柔らかくしたゴムを注入する方法ともう1つはゴムの板を挟んで焼いて溶かして成形する方法です。たい焼き方式ですね。このたい焼き方式、個人的には見てて楽しいので好きです。プラスチックやプレスと違ってゴムの塊を金型の中で溶かして冷やして完成なので時間がかかりますが、ゴムなので基本的にどんな形でも成形できちゃいます!ゴムだから!!消しゴムとかも小さい金型で作られているそうでいつか作ってみたいです。

というわけで今回は金型の種類をざっくりと紹介させて頂きました。他にも金型の種類はいっぱいありますし、広く「型」でいうと例えばお寺の鐘は砂でできた「鋳型」で作られており、靴には「木型」が使われています。いつかは金型以外の型にも関わってみたいなと思っています。

なんか今回文字だらけになっちゃいましたね。もう少し写真とか絵を付けられるようにします(‘◇’)ゞ