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金型について

お世話になっております。協和精機です。

やっと日中も涼しくなりつつありますね。30度とかなんだかぬるく感じますよね~。

ここ数年、協和精機ではいろんなお仕事をさせて頂いておりますが、創業当初から主としているのは「金型」でございます。どんな物かはまあ文字の通りですが、なかなか奥が深いのでご紹介させて頂ければと思います。

「型」はいろんなところにありますよね。水面斬りとか霹靂一閃とか!あれとは全然違います。今回の「型」は物体としてあるものなので身近なところだとお菓子を作ったりするのにかわいくかたどられているあれが「型」です。探せばほんといろんなところにありますよ!

そして金型とは読んで字のごとく金属でできた型です。プラスチック用の金型でしたら中に溶かした樹脂を流し込んで冷やすことでプラスチック製品ができあがるわけですね。あとはゴム製品も作れますし形状のある鉄板みたいなのも大きなくくりでは金型で作られています。

ちなみに金型を使わなくても製品を作る事は可能です。塊から削り出したり最近だと3Dプリンターを使えばまあ想像できる形の物はだいたい作れると思います。

でも金型を使うのはなぜか?メリットとしては再現性と生産時間かと思います。他の方法と比べると圧倒的です。

削り出しに1時間とか3Dプリンターで半日とかの物でも金型使うと秒でできます。しかも一度安定する生産条件が決まればほぼ無人でできちゃうわけです。

金型のデメリットしては作るのにお金がかかるのと金型では作るのが困難な形状が存在する事でしょうか。ただメリットのほうがそれを補って余りあるので未だに作られているんだと思います。

協和精機が作る金型の主はプラスチック製品用の金型ですが、ノウハウを活かして「型」は何でも作れるような会社になっていきたいと個人的には思っています。

絵や写真もお見せしながら金型について知って頂ければと思いますので次回以降もぜひ見てください!